文科省が留学促進キャンペーン次期「トビタテ!留学JAPAN」の実施を発表

先日文部科学省が日本の若者の海外留学を促進するキャンペーン次期「トビタテ!留学JAPAN」の実施を発表しました。

2023年度から2027年度までの5年間の実施です。

詳細な情報はこちらからご確認いただけます。
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_01090.html

留学経験者のヒトコト

私自身高校卒業後渡米し、語学学校1年→短大2年→4年制大学→インターンシップ1年→帰国 という道をたどりました。経験したからこそ言えるのはこういったチャンスがあれば利用しない手はないということ。 特に海外を視野に入れた活動を考えていたらなおさらです。

よく「留学してどうだった?」と聞かれることが多いですが、結論を言うと

留学してよかった!

私がそう思う理由は主に3つです。

1:視野が広がった

全く違う文化や人、価値観や考え方に日常的に触れるので毎日が「え?!それでいいの?」「え?!そんな考え方もあるんだ」
の連続です。

視野が広ければそれだけ選択肢も増えるので、あらゆる場面で柔軟な対応ができるようになります。

2:自分の意見を持てるようになった

日本では「暗黙の了解」や「相手に合わせる」ことが良しとされる場面が多いですよね。私も例外なくそうでした。
その感覚でアメリカ人と話をしてイエスとノーをはっきりさせない「どっちでもいい」や「あなたに合わせるよ」と言うと、
しょっちゅう「『あなた』はどうしたいの?」と自分自身の意見を求められ、そのおかげで自分が何をしたいのかや、自分の
意思表示をすることに慣れました。

その結果、周りに合わせるだけでなく、自分がどうしたいのか考えて行動ができるようになりました。

3:日本という国を客観的に見れた

普段生活しているところを飛び出してみると客観的に見ることができ、今まで気づかなかった良さや改善点に気が付きます
自分の事をなかなか客観的にみれないのと似ています。
外から見たからこそ、「自分が帰国したらこういうイノベーションを起こそう」とか、「海外で働いて外から日本にアプローチ
しよう」などの発想も生まれます。

この文科省の発表で良いなと思う点がもう一つ。それは国が留学を支援してくれるという点です。
私が留学をする際に一番高かったハードルが親の説得でした(笑)でも、文科省が実施しサポートしてくれるというのは説得材料としてはこれ以上ない強力なカードです。説得に限らず「留学」という言葉が少しでも頭をよぎるのであれば、チャンスだと思います。

もちろん大変な事たくさんもあります。言葉の壁、文化の違いで起きるカルチャーショック、日本人コミュニティーばかりで交流してしまう(留学先の環境にもよりますが)、日本の就職活動時期と合わない、など人によってさまざまあります。
大変な事、自分にとってどんなメリットとデメリットがあるのかも考える上でも、こういった機会の説明でしっかりイメージすることも大事です。

もし知り合いの学生さんが「留学」を検討していたらぜひ伝えてあげてください。
今後様々な詳細情報が発表されると思いますので、要チェックですね。